Backpackers Mobile

お金の持ち方(2)

現金(キャッシュ)以外の携行方法について

トラベラーズチェック:Travelers Cheque:T/C

発行会社はアメックス【*1】、トーマスクックシティバンク、ビザなどがあります。ヨーロッパではトーマスクックも通用度が高いのですが、それ以外の地域では圧倒的にアメックスが強く、他の発行会社のトラベラーズチェック(以下T/C)は、両替手数料や両替レートとが悪かったり、両替自体を断られることがあります。特にマイナーな発行会社のT/Cは、旅行中つねに両替に苦労することになります。アメックスなどは各国に支店があり、現地での再発行も可能ですが、マイナーな所は支店も少なく、現地での再発行もままなりません。

長旅の場合は、500$などの高額チェックで作るのがおすすめです。T/Cは紙幣よりも厚く、小額チェックだと嵩張って貴重品袋に入らなくなります。特に首から下げる貴重品袋だと、その重さで肩こりに悩まされます。高額チェックは発行会社の支店で、小額チェックに無料で交換できるので、必要に応じ細かくして使います。また両替レートの点でも高額チェックの方が優遇されています。

アメリカでT/Cを使う場合は、そのまま決済できますが、ほとんどの場合、現地通貨等に現金化(両替)が必要です。現金化は1回または1枚につき両替手数料が必要なことがあります。手数料は通常1%前後ですが、中には5〜10%と高額なことがあります。また両替レートも現金(キャッシュ)より悪いことがほとんどです。(稀に良いこともありますが) 従って現金(キャッシュ)と比べると利便性、経済性は劣ります。

3000$以上をT/Cで持っていく場合は、複数の発行会社に分けて作りましょう。発行会社は『盗難・紛失にあった場合、世界中のどこからでも、電話1本で、通常24時間以内の再発行が可能です』と謳っていますが、実情は決してそうではありません。3000$以上の再発行だと、緊急再発行として500$程は、確かにすぐに再発行されます。しかし全額再発行には1〜2カ月もの調査期間が必要だったり、場合によっては再発行を拒否されることもあります。

最近は盗難にあった場合は、すぐにブラックマーケット【*2】に流れ、換金されます。サインの偽造技術は非常に高く、例え漢字や平仮名のサインでも完璧にコピーされます。本人のサインか偽造か判別できない程のレベルなので、これを理由に発行会社が再発行を拒否することもあります。再発行可能というのはT/Cの最大のメリットですが、それには発行会社が定める規定をクリアしていることが必要で、再発行することを保証しているわけではありません。

盗難・紛失した場合は速やかに発行会社に連絡してください。24時間以内に連絡しないと再発行を拒否されることがあります。ただし連絡してもそのT/Cの使用を差し止められるシステムにはなっていません。

Attention:再発行拒否について 長期旅行に関するアンケート調査で頂いた回答の中にも、盗難・紛失に遭い、再発行手続きをしたけれど、再発行を拒否されたという事例が4件あります。(2004年2月23現在) また再発行までに1カ月以上かかるといわれ、旅行を中止せざるをえなかったという回答もありました。


【*1】アメックス
AMEX。アメリカンエキスプレス(American Express )の略称。
【*2】ブラックマーケット
盗まれたT/Cは2〜3日でブラックマーケットで換金されます。T/Cの束の中から数枚を抜く手口だと、気付くのも遅れ、連絡すると既に換金済みというケースが多い。盗まれたという覚えがなくても、時々枚数が合っているかチェックしましょう。

関連コンテンツ

関連リンク

[7]Prev | [8]Next

[*]長旅の準備
[0]Home
(c)2008 neobackpackers